木曜日の早朝から時差＋４時間(サマータイム中、それ以外では＋３時間)のニュージーランドにある「ザ・ヒルズGCミルブルックリゾート・ヒルズコース(７１４１ヤード、パー７２)、ミルブルックコース(６９５８ヤード、パー７１)」においてアジアン＆豪州男子ツアー共催の「ニュージーランドオープン」が４日間の日程で開催され、その第３日目、すなわち決勝ラウンド初日が終わっている。
CSのゴルフネットワークでライブ放送されており、遠くに山を望む綺麗な初秋の景色の中、結構強い風に吹かれながら、プロアマ戦も並行して行いながら、１９０７年創設の歴史の趣を感じさせるナショナルオープンである。
２０１５年より国内男子ツアーとパートナシップを結び、ツアーメンバーの参加が増えている。
日本人選手は１７人と結構出ており、上位争いもしているから、興味深く楽しむことが出来る。
出ている選手の世界ランクをざっと観ても、世界ランク１００位以内は２人で、賞金総額が１億円以下と、国内男子ツアーとはそんなに違わず？ 手に合うツアーなのかも知れない。
さて、首位タイに立っているのは世界ランク８２位のルーカス・ハーバート(オーストラリア、２４歳)、世界ランク１４１位のキム・ジュヒョン(韓国、１７歳)で、トータル－１５まで伸ばしている。
ルーカス・ハーバートは３日目－６と伸ばし、２位上げて来た。
出場選手の中では世界ランクが２番目に高い選手のようで、流石に２日続けてぐいぐい伸ばして来た。
ハーバートぐんぐん伸ばし首位に立ち
ハーバートぐいぐい上げて首位に立ち
キム・ジュヒョンは３日目－４と伸ばし、首位を維持している。
ルーカス・ハーバートに追い上げられ、ボギーを叩き、落ちるかと思っても踏ん張るところは立派な体格通りで、流石である。
キムジュヒョン確り粘り首位を維持
キムジュヒョン奮闘魅せて首位を維持
単独３位に付けているのは世界ランク１３５位のブラッド・ケネディ(オーストラリア、４５歳)で、３日目－３、トータル－１３と伸ばし、２位上げて来た。
国内男子ツアーでも馴染みのある選手で、堅実で安定感のあるプレーをするそうな。
ケネディーや上位争い加わって
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランク７５位で飛ばし屋のチャン・キム(米国、２９歳)は３日目－６、トータル－１２と伸ばし、７位上げて４位タイに付けて来た。
もう一人の世界ランク１００位以内はこの選手であった。
大柄で爆発力を持ち、これは面白くなって来た！？
チャンキムや首位に迫って期待させ
チャンキムや首位争いを期待させ
そして世界ランク３１９位の木下稜介(２８歳)は３日目－５、トータル－１１と伸ばし、５位上げて６位タイに付けて来た。
昨日に続いて大きく伸ばして来た。
これは最終日がこれは楽しみになって来た！？
木下や更に伸ばして期待させ
木下や最終日まで期待させ
世界ランク２１２位のパビット・タンカモルプロサート(タイ、３０歳)は３日目－１、トータル－１０と少し伸ばしたが、６位下がって９位タイとなっている。
世界ランク７８９位のベン・エクルズ(オーストラリア、２５歳)は３日目イーブン、トータル－１０と伸ばせず、７位下がって９位タイとなっている。
世界ランク１５３位のウェイド・オームスビー(オーストラリア、３９歳)は３日目－２、トータル－９と伸ばしたが、５位下がって１２位タイとなっている。
ライブ放送を観ていると、この選手だったか？ アイアンショットを放った時、高く上がった球がピンの少し先にポトンと落ち、バックスピンが掛かってころころと転がってカップに吸い込まれた。
つい口をついて、お結びころりんすっとんとん、と出てしまい、家人が喜んでいた。
解説者はオームスビーと言っていたが、アナウンサーは何度聴いても、オムスビーと言っているように思えた。
オムスビーショットコロコロ入れて魅せ
世界ランク１６８位の堀川未来夢(２７歳)は３日目－４、トータル－７と伸ばし、８位上げて１７位タイに付けて来た。
途中はもっと上げていたが、後半ちょっとトラブり、こんなところに落ち着いた。
それでも２日続けて好い感じに上げている。
最終日に期待したい。
堀川や確り伸ばし期待させ
堀川や最終日まで期待させ
世界ランク５４３位の香妻陣一朗(２５歳)は３日目－３、トータル－６と伸ばし、５位上げて２０位タイに付けて来た。
香妻や上位争い期待させ
世界ランク３５２位の宮本勝昌(４７歳)は３日目－２、トータル－６と伸ばし、１位上げて２０位タイに付けて来た。
宮本や上位争い期待させ
世界ランク１５６位のブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア、４４歳)は３日目－５、トータル－５と伸ばし、２７位も上げて３０位タイに付けて来た。
この選手も国内男子ツアーを中心に活躍し、攻撃的ゴルフを得意とするようである。
ジョーンズや大きく伸ばし上げて魅せ
ジョーンズや上位争い期待させ
世界ランク１７６位で選手会長の時松隆光(２６歳)は３日目－２、トータル－３と伸ばし、４位上げて４１位タイに付けて来た。
時松や少し伸ばして期待させ
時松や少しは上げて期待させ
世界ランク１７８位の比嘉一貴(２４歳)は３日目－１、トータル－３と少し伸ばしたが、６位下がって４１位タイとなっている。
比嘉一貴少し下がってまだ期待
世界ランク８０４位小鯛竜也(３０歳)は３日目＋２、トータル－１と落とし、３３位も下がって５８位タイとなっている。
世界ランク３４３位の市原弘大(３７歳)は３日目イーブン、トータルイーブンと伸ばせず、４位下がって６１位タイとなっている。
ともかく、欧州男子ツアー、米国男子ツアーと違い、このツアーを観ていると、安心感がある。
先ずはそんなツアーにチャレンジして行くのも好いじゃないかぁ～！？
国内男子ツアーだけでは、どんどん試合数が減っている気がするし、今年なんかは新型コロナウィルスの所為で更に減るかも知れないから、じり貧のような気がするなあ。フフッ。
