金曜日の2時3分ぐらいから時差-15時間のメキシコ、メキシコシティーにある「クラブ・デ・ゴルフ・チャプルテペック(7355ヤード、パー71)」において米国男子&欧州男子ツアーの世界選手権シリーズ、「WGCメキシコ選手権」が4日間の日程で開催され、その第3日目が終わっている。
日本人選手としては世界ランク21位でエースの松山英樹、世界ランク36位で国内男子ツアー賞金王の今平周吾、そして世界ランク85位で人気者の石川遼が出ている。
世界ランク20位以内の選手が何と15人も出ているような厚く、しかし空気は薄いフィールドであるから、一体どんな展開になるのか!?
予選落ちがないだけに、落ち着いて最後まで観ていられる?
でも、落ち出すと心配で観ていられなくなる?
ともかく、この後も色々な展開を魅せて貰えそうで、月曜日までが楽しみで仕方が無い。
さて、単独首位に立ったのは世界ランク4位で松山英樹の天敵? のジャスティン・トーマス(米国)で、3日目8バーディー、2ボギーの-6、トータル-15と伸ばし、3位上げて来た。
3日目にこれだけ伸ばし、首位に抜け出れば、しかも何度も勝っている選手であるから、これはもう王手かも知れないなあ。フフッ。
トーマスや確り伸ばし首位に立ち
トーマスや早や優勝と感じさせ
2位タイを維持しているのは世界ランク14位のパトリック・リード(米国)、世界ランク52位のエリック・ファンローエン(南アフリカ)で、3日目-4、トータル-14と伸ばしている。
3日目、パトリック・リードは6バーディー、2ボギーで、エリック・ファンローエンは1イーグル、5バーディー、3ボギーであった。
時折見せる? 怪しげな行動の所為で色々言われがちなパトリック・リードであるが、実力は確り持っている!?
確りと実力魅せるリードかな
確りと伸ばし二位維持リードかな
1月終盤から調子を落としていたエリック・ファンローエンであるが、誕生日を挟んで調子を上げて来たようだ。
ファンローエン調子を上げて二位を維持
ファンローエン誕生挟み調子上げ
4位タイに付けているのは世界ランク3位のジョン・ラーム(スペイン)、世界ランク1位のロリー・マキロイ(北アイルランド)、世界ランク16位で物理フリーク? のブライソン・デシャンボー(米国)で、トータル-11となっている。
ジョン・ラームは3日目1イーグル、9バーディー、1ボギーの-10と驚異的に伸ばし、18位上げて来た。
彼のファンはこれがあるから、止められないんだろうなあ。フフッ。
ともかく、凄い!
ジョンラーム癖になるほど伸ばすかな
ジョンラーム爆発魅せて首位を追い
ロリー・マキロイは3日目5バーディー、2ボギーの-3と伸ばし、2位上げて来た。
これはまあ、2日目に落とした分を少しずつ回復し、最終日へと繋ぐ、如何にも強い選手という上げ方だろうなあ。フフッ。
マキロイや確かな強さ魅せて上げ
マキロイや確かな強さ上げて魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランク19位のゲーリー・ウッドランド(米国)は3日目-6、トータル-9と伸ばし、2位上げて9位タイに付けて来た。
じわじわと上げて10位以内に入って来たゲーリー・ウッドランド、私の印象では松山英樹と同じぐらいの戦いぶりに見え、そう言えば世界ランクもあまり変わらない!?
ウッドランドじわじわ上げて期待させ
ウッドランドじわじわ上げて力魅せ
そして松山英樹は3日目5バーディー、5ボギーと出入りの激しいゴルフでイーブン、トータル-9と伸ばせず、5位下がって9位タイとなっている。
アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-9から出て、前半では第2ホールでボールを見失ってボギーを叩き、第4、5ホールと連続でバーディーを決めたが、第8、9ホールと連続でボギーを叩き、1打落としてトータル-8としている。
後半に入って第10ホールでバーディーを決め、元のトータル-9に戻したが、一つ開いて第12、13ホールと連続でボギーを叩き、トータル-7まで落とした。
6時半頃に起きてテレビをつけたら、ちょうどその頃で、これはまた駄目なパターンに陥ったかと思い、小心者の私はテレビを消して、寝直すことにした。
その後、第15、17ホールとバーディーを決めて、結局元のトータル-9まで戻して明日へと繋いでいる。
今日は、トータル-12ぐらいまでは伸ばさなくっちゃ、なんて意識が強過ぎ、それが邪魔をして強く打ち過ぎたようであるが、明日も昨日のエリック・ファンローエンの-9や今日のジョン・ラームの-10のように伸ばせれば可能性がなくはない、という気持ちでいるらしいから、適度な緊張とチャレンジを期待しながら注目したい。
松山やまた爆発を期待して
それはそうと、今日一緒に回ったジャスティン・トーマスはやっぱり天敵だったようだ。
松山英樹の強過ぎた意識をジャスティン・トーマスはプラスのエネルギーに変えて、確り首位に立っている。
間に立ったロリー・マキロイは流石で、どこ吹く風と、きっちり自分の仕事をしている。
松山英樹が明日一緒に回る予定の選手を調べてみると、世界ランク28位のケビン・ナ(米国)、世界ランク29位のアブラハム・アンサー(メキシコ)であるから、今日よりは幾分気が楽になるかも知れない。
松山や気分を換えて明日期待
松山や気持ち落ち着け明日期待
世界ランク15位のマット・クーチャー(米国)は3日目-4、トータル-4と伸ばし、13位上げて15位タイに付けて来た。
2日かけて確り上げ、最終日には上位争いをしそうな雰囲気になって来た!?
クーチャーや上位争い期待させ
世界ランク11位のトミー・フリートウッド(イングランド)は3日目-1、トータル-4と少し伸ばしたが、4位下がって15位タイとなっている。
世界ランク10位のザンダー・シャウフェレ(米国)は3日目-5、トータル-3と伸ばし、18位上げて24位タイに付けて来た。
シャウフェレや確り伸ばし上げて魅せ
世界ランク7位のアダム・スコット(オーストラリア)は3日目-3、トータル-3と伸ばし、4位上げて24位タイに付けて来た。
スコットや確り伸ばし上げて魅せ
世界ランク46位のバッバ・ワトソン(米国)は3日目イーブン、トータル-3と伸ばせず、13位下がって24位タイとなっている。
世界ランク20位のマーク・リーシュマン(オーストラリア)は3日目-3、トータル-1と伸ばし、8位上げて34位タイに付けて来た。
リーシュマン確り伸ばし上げて魅せ
世界ランク18位のシェーン・ローリー(アイルランド)は3日目イーブン、トータル-1と伸ばせず、12位下がって34位タイとなっている。
世界ランク5位のダスティン・ジョンソン(米国)は3日目-4、トータル+1と伸ばし、19位上げて41位タイに付けて来た。
ムービングデーに爆発とまでは行かなかったが、大きく動かして来たのは流石ではないか!?
ジョンソンや確り伸ばし上げて魅せ
ジョンソンや最終日まで楽しませ
ジョンソンや最終日まで期待させ
そして今平周吾は3日目6バーディー,5ボギーと出入りの激しいゴルフで-1、トータル+1と少し伸ばし、1位上げて41位タイに付けて来た。
インスタート(第10ホールから)で、トータル+2で出て、前半では第10、11ホールと連続バーディーを決め、更に第14~16ホールと3連続バーディーを決めたが、第18ホールでボギーを叩いて、結局4打伸ばしてトータル-2となった。
後半に入って第1ホールでボギーを叩き、第4、5ホールで連続ボギーを叩き、第7ホールでバーディーを決めたが、第8ホールでもボギーを叩いたので、結局3打落とし、トータル+11となった。
出入りが激しいのは松山英樹と同様であったが、2日続けてアンダーパーで回る安定性は流石で、明日もまた注目したい。
今平や安定魅せて一位上げ
今平や安定魅せて期待させ
世界ランク17位のルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)は3日目+5、トータル+2と落とし、37位も下がって48位タイとなっている。
おっ、これはもしかして誰かさんに負のエネルギーを貰っていたりして・・・。
なんてことは言わない。
もう大人だし、プロなんだから、すべて自己責任だろうなあ。フフッ。
なんて嫌味なことを書く私も負のエネルギーを貰っていたりして・・・。
世界ランク8位のウェブ・シンプソン(米国)は3日目+3、トータル+6と落とし、10位下がって60位タイとなっている。
そして石川遼は3日目3バーディー、5ボギーの+2、トータル+12と落としながらも70位タイを維持している。
インスタートで、トータル+10で出て、前半では第10ホールでボギーを叩き、0第11ホールでバーディーを決めた後、第12、13ホールと連続ボギー、更に第17ホールでボギーを叩き、結局3つ落としてトータル+13となっている。
後半に入って第4、5ホールと連続でバーディーを決めたが、第8ホールでボギーを叩き、結局1打伸ばしてトータル+12まで戻して明日へと繋いだ。
色々書かれ、どういう目で観ようと、初日以外はそんなに酷くもない!?
初日、第2日目と一緒に回っていたバッバ・ワトソン、ルイ・ウェストヘーゼンと比べても、初日以外はそう言えそうである。
ともかく、この後の好プレイ、巻き返し等に期待しよう。
石川や繋がるプレイ期待して