先週木曜日の23時45分頃から時差-17時間の米国、カルフォルニア州にある「リビエラCC(7322ヤード、パー71)」において米国男子ツアー、「ジェネシス招待」が4日間の日程で開催され、最終日が感動の内に終わった。
リビエラと言うのは何でもイタリア語で海岸、湖岸、川岸等を意味し、イタリアの地中海に面したフランス辺りまでの海岸を指してもおり、景勝の地、避寒の地だそうな。
この大会、「ジェネシス・オープン」と書いている記事もあったが、今シーズンから招待にランクアップしたそうで、タイガー・ウッズ基金が入って賞金もアップし、優勝すると3年間のシードが貰えると言う。
日本人選手としては世界ランク23位の松山英樹が出ており、この頃では何時も通りで? 出足好調とは行かないが、ぎりぎりで予選を通過した後、決勝ラウンドに入って第3日目、首位と4打差の-6まで伸ばし、一気に46位も上げて11位タイまで持って来た。
昨日はホールアウト後に熱烈歓迎? を受けて右の肩・上腕を痛めたようであるが、大事には至らなかったようで、大奮闘を魅せているが、詳しくは後で。
その他にも猛者が一杯出ており、例えば世界ランク20位以内では15人も出ているから、かなり厚いフィールドになっている。
さて、単独で首位を維持して、見事優勝したのは世界ランク14位のアダム・スコット(オーストラリア)で、最終日5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-1、トータル-11と少し伸ばした。
落としそうになっても何とかボギーで凌ぐことも多く、落としても取り返し、如何にも首位に立つゴルフと言われていた。
綺麗なショット、巧みなマネージメント、流石もプレイであった。
4年ぶりの優勝で、通算14勝目だそうな。
これで世界ランクが7位に上がっている。
スコットや巧みなプレイ勝って魅せ
スコットや綺麗なショット勝って魅せ
2位タイに入ったのは世界ランク369位のスコット・ブラウン(米国)、世界ランク86位のカン・スン(韓国)、世界ランク20位のマット・クーチャー(米国)で、トータル-9であった。
スコット・ブラウンは最終日5バーディー、2ボギーの-3と伸ばし、9位上げて来た。
今年に入って出た4試合全てで予選落ちし、漸く通過出来たと思ったら、いきなり2位タイである。
凄い!?
ブラウンやメリハリ付けて二位となり
ブラウンや通った途端二位となり
カン・スンは最終日1イーグル、4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-2と伸ばし、6位上げて来た。
カンスンや出入り激しく二位となり
マット・クーチャーは2バーディー、3ボギーの+1と少し落とし、1位下がった。
クーチャーや守り切れずに首位譲り
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
松山英樹、世界ランク18位のブライソン・デシャンボー(米国)は最終日-2、トータル-8と伸ばし、6位上げて5位タイに入った。
松山英樹は最終日5バーディー、3ボギーであった。
アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-6で出て、前半では第1ホールでいきなりバーディーを決めた後、第4ホールでボギーを叩いたが、第9ホールでバーディーを決めて、1打伸ばし、トータル-7として後半に繋いだ。
後半に入って第11ホールでバーディーを決め、第14ホールでボギーを叩いても第15ホールでバーディーを決めてバウンスバック! 第16ホールで1ボギーを叩いても第17ホールで1バーディーを決めてバウンスバック! 結局、伸ばした1打を守り切ってトータル-8でホールアウトした。
その時点では確か暫定3位タイであったから、早起きしたまま、8時頃までNHKBS1の生放送を観てしまった。
怪我の功名かどうかは分からないが、今日の時点でも肩、上腕には心配なかったようで、その意味でもホッとさせられた。
それに、パターや打ち方等の変更だけではなく、発言が少し前向きになって来ているようで、これからも大いに期待したい。
この大会の結果、世界ランクは21位に上がった。
松山や調子を維持し更に上げ
松山や調子を維持し前向きに
第3日目の終了後、最終日は20位、30位に落ちると予想し、守りに入っていた悲観論者達の気持ちはどうだろう?
少しは気が楽になったのであろうか!?
本人は少しずつ発言も前向きになって来ているようだし、もう少し緊張を緩めても好いのかも知れないなあ。フフッ。
それはまあともかく、今週はRYO IS BACKでもあるし、それに今平周吾も出るようであるから、更に賑やかになりそうである。
それから世界ランク1位のロリー・マキロイは最終日+2、トータル-8と落とし、4位下がって5位タイとなった。
流石に大きくは落とさなかったが、今日はロリー・マキロイの日ではなかったようだなあ。フフッ。
マキロイや何とか五位に留まって
世界ランク5位のダスティン・ジョンソン(米国)は最終日+1、トータル-7と7少し落とし、4位下がって10位タイとなった。
ロリー・マキロイと同様で、大きく落とさないところは流石であるが、ダスティン・ジョンソンの日でもなかったようだ。
ダスティンや十位以内に留まって
世界ランク143位のハロルド・バーナーⅢ(米国)は最終日+3、トータル-6と落とし、9位下がって13位タイとなった。
世界ランク6位のパトリック・カントレー(米国)は最終日-3、トータル-5と伸ばし、19位上げて17位タイに入った。
最終日で一番伸ばしているから、この辺りは流石ではないか!?
カントレー確り伸ばし力魅せ
カントレー確り伸ばし上げて魅せ
世界ランク46位のラファエル・カブレラベロ(スペイン)は最終日-1、トータル-5と少し伸ばし、5位上げて17位タイに入った。
カブレラベロ少し伸ばして上げて魅せ
世界ランク3位のジョン・ラーム(スペイン)は最終日+1、トータル-5と少し落とし、6位下がって17位タイとなった。
世界ランク252位のラッセル・ヘンリー(米国)は最終日+4、トータル-5と落とし、13位下がって17位タイとなった。
世界ランク9位のザンダー・シャウフェレ(米国)は最終日-2、トータル-4と伸ばし、13位上げて23位タイに入った。
シャウフェレや確り伸ばし上げて魅せ
シャウフェレや確り上げて力魅せ
世界ランク25位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド)は最終日+2、トータル-2と落とし、8位下がって30位タイとなった。
世界ランク41位のセルヒオ・ガルシア(スペイン)は最終日+1、トータル-1と少し落とし、1位下がって37位タイとなった。
世界ランク21位のポール・ケイシー(イングランド)は最終日+4、トータル-1と落とし、20位も下がって37位タイとなった。
世界ランク2位のブルックス・ケプカ(米国)、世界ランク19位のマーク・リーシュマン(オーストラリア)は最終日+3、トータルイーブンと落とし、15位下がって43位タイとなった。
2人共爆発力を持った選手なので、最後の爆上げを期待したが、まだそこまで上がって来ていなかったようだ。
世界ランク12位のトニー・フィナウ(米国)は最終日+1、トータル+2と少し落としながらも6位上げて51位タイ1に入った。
世界ランク13位のパトリック・リード(米国)は最終日+3、トータル+2と落とし、5位下がって51位タイとなった。
世界ランク10位のジャスティン・ローズ(イングランド)は最終日+4、トータル+3と落とし、10位下がって56位タイとなった。
そして世界ランク8位でホストかつレジェンド、タイガー・ウッズ(米国)は最終日+6、トータル+11と落とし、5位下がって最下位の単独68位となった。
状況だけではなく、体力的にもきつい中、ホストとして最後まで頑張り続けるのが流石レジェンドらしいところ!?
ともかく、プレイヤーとしてはまたの機会を期待しよう。
タイガーやまたの機会を期待して