1月3日(金)、4日(土)の日程で時差-8時間のオーストリア、インスブルック(HS128m)においてスキージャンプワールドカップの男子個人第10戦が行われている。
これはジャンプ週間の第3戦にも当たる。
ジャンプ週間の第2戦で日本のエース、小林陵侑は2本目で距離を伸ばしたものの惜しくも4位となってジャンプ週間での連勝は5でストップしたが、伊東大貴も2本目伸ばして5位に入ったのが収穫であった。
なおジャンプ週間にはA代表から小林陵侑(土屋ホーム)、佐藤幸椰(雪印メグミルク)、兄の小林潤志郎(雪印メグミルク)、伊藤大貴(雪印メグミルク)、中村直幹(東海大)、コンチネンタルカップ等を主戦場とするB代表から竹内拓(飯山市)、佐藤慧一(雪印メグミルク)が出ており、第3戦の予選は全員通過している。
小林陵侑は勿論、スノージャパン全体の活躍についても、この後も大いに期待したい。
陵侑や予選通過は当然に
全体にジャパンの凄さ魅せたかな
個人第10戦予選における主な選手の成績は以下のようであった。
名 前 距 離(m) 得 点
1位 マリウス・リンドヴィック(ノルウェー) 131.5 138.9
2位 シュテファン・クラフト(墺) 132.5 136.8
3位 カール・ガイガー(独) 131.5 134.9
3位 フィリップ・アッシェンバルト(墺) 131.0 134.9
5位 小林陵侑 130.0 134.0
6位 ダビッド・クバッキ(ポーランド) 127.0 133.9
7位 小林潤志郎 127.0 129.5
12位 マルクス・アイゼンビヒラー(独) 128.0 126.7
14位 伊東大貴 127.0 125.4
16位 ペテル・プレヴツ(スロベニア) 124.0 123.6
18位 竹内拓 124.5 122.2
18位 カミル・ストッフ(ポーランド) 123.0 122.2
24位 佐藤慧一 122.5 118.5
30位 ダニエルアンドレ・タンデ(ノルウェー) 116.5 113.3
30位 アンチェ・ラニセク(スロベニア) 118.5 113.3
35位 中村直幹 117.5 110.5
43位 佐藤幸椰 114.0 106.3
なおジャンプ週間の場合、予選を通過できるのは50位までと、ここまでは普段と同じであるが、その後が違う。
50人を2人組に分け、各組で勝った方の25人と、負けた方の上位5人が2本目に進める。
また個人ランキングに関係する得点は1位100点、2位80点、3位60点、4位50点、5位45点、・・・、30位1点と配分されて行き、9試合を終えて以下のようになっている。
右側にはジャンプ週間の得点、順位も挙げてある。
名前 総合得点 ジャンプ週間
1位 小林陵侑 590 587.2(1)
2位 カール・ガイガー(独) 507 580.9(2)
3位 シュテファン・クラフト(墺) 439 553.6(5)
4位 フィリップ・アッシェンヴァルト(墺) 318 530.3(15)
5位 マリウス・リンドヴィック(ノルウェー) 309 568.3(4)
6位 カミル・スットフ(ポーランド) 299 524.5(19)
7位 ダニエルアンドレ・タンデ(ノルウェー) 274 320.0(32)
8位 ダビッド・クバッキ(ポーランド) 264 578.7(3)
9位 ペテル・プレヴツ(スロベニア) 249 528.9(16)
10位 アンチェ・ラニセク(スロベニア) 230 524.7(18)
11位 佐藤幸椰 218 527.3(17)
18位 伊東大貴 137 540.7(10)
25位 マルクス・アイゼンビヒラー(独) 82 543.9(6)
30位 小林潤志郎 55 264.1(34)
33位 中村直幹 35 238.9(37)
40位 佐藤慧一 20 251.6(35)
41位 竹内拓 15 227.4(40)
本番は今日の22時頃からで、CSのJスポーツでライブ中継があるようだ。
楽しみに待ちたい。
正月も大いに沸かすジャンプかな
正月も大いに燃やすジャンプかな