木曜日の朝から高知県にある「Kochi黒潮カントリークラブ(７３３５ヤード、パー７２)」において国内男子ツアーの高額賞金大会、「カシオワールドオープン」が４日間の日程で開催され、その第３日目、すなわち決勝ラウンド第１日目が終わっている。
賞金総額は２億円、優勝賞金は４０００万円である。
参考までにここまでの賞金ランキングを観ておこう。
１位は世界ランクが３４位に上がった今平周吾で、２勝して約１億５７１７万円である。
２年連続の賞金王を狙っており、もし達成出来ればいわゆるAONの青木功、尾崎将司、中嶋常幸、それに片山晋呉に続く５人目となるそうな。
２位は世界ランク８０位のショーン・ノリス(南アフリカ)で、１勝ではあるが、アマの金谷拓実が優勝した「三井住友VISA太平洋マスターズ」では２位ながら賞金としては１位となって、約１億１９９７万円である。
３位は世界ランク７７位の飛ばし屋、チャン・キム(米国)で、１勝して約９６０７万円である。
４位は世界ランク１０２位の黄重坤(韓国)で、１勝して約９１６０万円である。
５位は世界ランク１１４位の選手会長、石川遼で、２勝して約８８１７万円である。
６位は世界ランク１３９位の堀川未来夢で、１勝して約８０９４万円である。
７位は世界ランク５９位で、彼方此方のツアーでまあまあ好いところを見せているジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)で、１勝して約７７４８万円である。
８位は世界ランク１２７位の朴相賢(韓国)で、１勝して約６９４０万円である。
９位は世界ランク２１１位の浅地洋祐で、２勝して約６５２９万円である。
１０位は世界ランク１７４位で、打ち方が特徴的な崔虎星で、１勝して約６５２０万円である。
それからこの試合で次戦のメジャー大会、「日本シリーズJTカップ」の出場選手が決まるそうな。
その当落線が今２９位だと言うので、その前後の賞金ランクに入る選手も上げておく。
２８位は世界ランク４４５位の片山晋呉で、トップテンが３回で約２９４１万円である。
２９位は世界ランク２２５位の岩田寛で、トップテンが３回で約２８４６万円である。
３０位は世界ランク５１７位の香妻陣一朗で、トップテンが２回で約２５０１万円である。
３１位は世界ランク３５８位の木下稜介で、トップテンが６回あってここのところ注目株のようで、約２４９４万円である。
さて、単独首位に立ったのは世界ランク４３６位のアンソニー・クウェイル(オーストラリア)で、３日目８バーディー、１ボギーの－７、トータル－１５と伸ばし、１位上げて来た。
アウトスタート(第１ホールから)で、第１４～１８ホールと５連続バーディーは圧巻であった。
クウェイルや一気に抜いて首位に立ち
クウェイルや一気に抜いて上げて魅せ
２位タイに付けているのは世界ランク８４０位の小林伸太郎で、３日目４バーディー、１ボギーの－３、トータル－１３と伸ばしたが、１位下がっている。
小林や伸ばして下がりまた明日
以下、気になった選手について簡単に書き留めておく。
世界ランク３７６位の宮本勝昌は３日目－４、トータル－１１と伸ばしたが、２位下がって５位タイとなっている。
全体によく伸ばしているようで、これぐらい伸ばしても下がる厳しさでもある。
宮本や割と伸ばして下がります
世界ランク２１１位の浅地洋祐は３日目－６、トータル－１０と伸ばし、１０位上げて７位タイに付けて来た。
グッと上げ期待を繋ぐ浅地かな
世界ランク１８２位の旅人ゴルファー、川村昌弘、世界ランク１１４位の選手会長、ホストプロの石川遼は３日目－５、トータル－１０と伸ばし、５位上げて７位タイに付けて来た。
川村昌弘は一旦下がり掛けていたが、また戻して来ているのは流石である。
最後まで期待したい。
川村や下がって上げて明日期待
石川遼はジワジワ上げて来た。
最終日も更に上げることを期待したい。
石川や更に上昇期待して
世界ランク８０位のショーン・ノリス(南アフリカ)は３日目－４、トータル－１０と伸ばし、１位上げて７位タイに付けて来た。
世界ランク７７位の飛ばし屋、チャン・キム(米国)は３日目－５、トータル－９と伸ばし、５位上げて１２位タイに付けて来た。
世界ランク５１７位の香妻陣一朗は３日目－２、トータル－９と伸ばしたが、９位下がって１２位タイとなっている。
世界ランク１５３位のゲンちゃんこと時松隆光は３日目－４、トータル－８と伸ばし、１位上げて１６位タイに付けて来た。
世界ランク５９位のジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)は３日目－４、トータル－７と伸ばし、７位上げて２２位タイに付けて来た。
世界ランク１２７位の朴相賢(韓国)は３日目－４、トータル－６と伸ばし、８位上げて２７位タイに付けて来た。
世界ランク１０８位の星野陸也は３日目－２、トータル－６と伸ばしたが、１０位下がって２７位タイとなっている。
世界ランク４４５位のレジェンド？ 片山晋呉は３日目－１、トータル－６と少し伸ばしたが、１５位下がって２７位タイとなっている。
世界ランク１５７位の池田勇太は３日目－２、トータル－３と伸ばし、３位上げて４５位タイに付けて来た。
世界ランク３５８位の木下稜介は３日目－１、トータル－２と少し伸ばしたが、２位下がって５０位タイとなっている。
世界ランク１３９位の堀川未来夢は３日目＋２、トータル－２と落とし、３３位も下がって５０位タイとなっている。
そして世界ランク３４位で、２年連続の賞金王を狙って何とか予選を通過して来た今平周吾は３日目＋１、トータルイーブンと少し落とし、１１位下がって５９位タイとなっている。
初日８４位タイの出遅れから第２日目に４８位タイまで上げて予選を通過したのは流石であるが、このまま底辺を彷徨いながら終わるのは寂しい。
明日の爆発、そして飛躍を期待したい。
今平や明日の爆発期待して
今平や明日の飛躍期待して
世界ランク１８７位の飛ばし屋、秋吉翔太、世界ランク１０２位の黄重坤(韓国)、世界ランク１４１位の比嘉一貴、世界ランク１７４位の崔虎星は残念ながら昨日、CUTの憂き目に遭っている。
