木曜日の8時頃から兵庫県にある「ABCゴルフ倶楽部(7200ヤード、パー72)」において国内男子ツアー、「マイナビABCチャンピオンシップ」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
世界ランク53位の今平周吾は優勝、獲得賞金額等における可能性の高さを考え、中国で開催される海外男子ツアーの方には出ず、此方に出た。
それもプロの選択の内であろう。
他に世界ランク101位の星野陸也、世界ランク130位の比嘉一貴、世界ランク152位の時松隆光、世界ランク172位の池田勇太、世界ランク189位の小平智等も出て、星野陸也、時松隆光、小平智は予選を通過している。
さて単独首位に抜け出て、見事優勝したのは世界ランク黄重坤(ハン・ジュンゴン、韓国)で、最終日1イーグル、3バーディーの-5、トータル-19と伸ばし、1位上げて来た。
これが4年ぶりの勝利であったか、ともかくこれで黄重坤は兵役に就くとか。
そう言う意味でも思い入れのある勝利となったはずである。
黄重坤思い出作り兵役に
単独2位となったのは今平周吾で、最終日1イーグル、4バーディー、3ボギーの-3、トータル-18と伸ばしたが、1位下がった。
第18ホールで黄重坤と共にイーグルを決め合い、そこで勝負が決した。
上にも書いたように此方を選んだのはプロの選択で、そこで最後の最後まで見せ場を作ったのは流石である。
今平や自分の場所で魅せた秋
単独3位を維持したのは小平智で、最終日4バーディー、1ボギーの-3、トータル-16と伸ばした。
流石広い世界に出て戦っているだけある!?
小平や世界の力魅せた秋
それと、ここには出ていないが、欧州男子ツアーを主戦場とする世界ランク184位の旅人ゴルファー、川村昌弘が日本人選手として実質2位なのでは? と言う意見もあるが、この2人と比べても遜色ないように思え、強ち的外れでもない気がして来た。
つまり、国内男子ツアーを主戦場とする世界ランク53位の今平周吾が米国男子ツアーを主戦場とする世界ランク189位の小平智と実質そんなに変わらず、その小平智とあまり世界ランクが違わない川村昌弘も同じものかと思えて来たわけである。
以下、気になる選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランク244位の岩田は最終日-2、トータル-14と伸ばし、4位タイを維持した。
ベテランの安定魅せる岩田かな
世界ランク191位の飛ばし屋、秋吉翔太、世界ランク608位のベテラン、片山晋呉は最終日-5、トータル-12と伸ばし、10位上げて13位タイに入った。
星野陸也は最終日-3、トータル-11と伸ばし、2位上げて17位タイに入った。
程々に上げては魅せた星野かな
世界ランク568位の香妻陣一朗、ウォンジョン・リー(オーストラリア)は最終日-1、トータル-10と少し伸ばしたが、10位下がって22位タイとなった。
世界ランク248位の稲森祐貴は最終日-1、トータル-6と少し伸ばしたが、5位下がって35位タイとなった。
世界ランク670位の片岡大育は最終日-1、トータル-2と少し伸ばし、4位上げて45位タイに入った。
世界ランク353位の重永亜斗夢は最終日+1、トータル-2と少し落とし、3位下がって45位タイととなった。
人気者、ゲンちゃんこと時松隆光は最終日+2、トータル-1と落とし、9位下がって51位タイとなった。
世界ランク230位の大槻智春は最終日+3、トータル-1と落とし、15位下がって51位タイとなった。