今日はメジャーリーグではワールドシリーズ、プロ野球では日本シリーズが行われた。
両者共に絶対エースの踏ん張りが目立ち、競り合い、1点差で決着が付く、非常に見応えのある試合になった。
そのメジャーリーグの方は第1試合で、アメリカン・リーグを勝ち抜いて来たアストロズがナショナル・リーグを勝ち抜いて来たナショナルズと対戦し、4対5で惜敗した。
アストロズの先発投手は何時でも100mph(100マイル毎時、約161㎞/h)の速球が投げられる奪三振王、ゲリット・コール(29歳、193㎝、100kg)で、7回で104球投げ、8安打(2本塁打)6三振1四球5失点5自責点と珍しいほど打たれて負けが付き、0勝1敗となって、防御率は6.43となった。
ポストシーズン全体では29回3分の2投げて3勝1敗で、奪三振数が38、防御率が1.82、WHIPが0.91となった。
5月から続いていた連勝は19で止まったそうな。
因みに今年、レギュラーシーズンの成績は212回3分の1投げて20勝5敗で、奪三振数が326、防御率が2.50、WHIPが0.89と素晴らしい成績を残している。
今日も投球内容はむしろ相手よりも好いぐらいであったが、粘りに負けたようなところがある!?
好投も粘りに負けたコールかな
シャーザーの粘りに負けたコールかな
ナショナルズの先発投手は後半背中痛に悩まされたサイ・ヤング賞投手のベテラン剛腕エース、マックス・シャーザー(35歳、191㎝、98kg)で、5回で112球投げ、5安打7三振3四球2失点2自責点の粘投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は3.60となった。
ポストシーズン全体を通すと25回投げて3勝0敗で、奪三振数が34、防御率が2.16、WHIPが1.00となっている。
因みに今年、レギュラーシーズン中の成績は後半に背中痛が出て、172回3分の1投げて11勝7敗で、奪三振数が243、防御率が2.92、WHIPが1.03と、ここ数年で観るとかなり落ちている。
それでもポストシーズンに入ってからの踏ん張りは流石で、今日もそれが勝ちを呼び込んでいる。
シャーザーや粘りに粘り勝って魅せ
シャーザーや流石の粘り勝って魅せ
それでも流石に球数が多くなり、2番手に先発投手3分柱の1人、パトリック・コービン(30歳、191㎝、98kg)が登板した。
1回で21球投げ、1安打2三振無失点と無難に抑え、勝敗は付かなかったが、防御率は0.00のままであった。
ポストシーズン全体では14回3分の1投げて1勝2敗で、奪三振数が28、防御率が6.91、WHIPが1・53と少し好くなった。
因みに今年、レギュラーシーズン中の成績は202回投げて14勝7敗で、奪三振数が238、防御率が3.25、WHIPが1.18とエースクラスであった。
コービンや無難に抑え繋ぐ秋
5番手に抑えとして登板したのがベテランの守護神、ショーン・ドゥーリトル(33歳、188㎝、95kg)で、1回3分の1で13球投げ、無安打1三振無失点と抑え切ってセーブが付き、0勝0敗1セーブとなり、防御率は0.00のままであった。
ポストシーズン全体では8回3分の2投げて0勝0敗2セーブで、奪三振数が7、防御率が2.08、WHIPが0.46となっている。
因みに今年、レギュラーシーズンの成績は60回投げて6勝5敗29セーブで、奪三振数が66、防御率が4.05、WHIPが1.30と悪化し、頼り切れなくなっている。
それ故、新守護神、ダニエル・ハドソンの途中加入もあった。
それでも大事な場面で好い仕事をしたのはベテランであった!
ドゥーリトルピンチになれば好い仕事
ドゥーリトルポストになれば好い仕事
始まる前はアストロズが優利かとも思われたが、こうなれば分からなくなって来た!?