sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今日メジャーリーグで気になった投手達・・・R元年10.7③

 今日はナショナル・リーグの地区シリーズ、2試合が行われた。

 

 中地区1位のカージナルスは東地区1位のブレーブスと対戦し、1対3で逆転負けしている。

 

 カージナルスは2回裏に1移転先制したが、9回表に一挙3点返され、そのまま負けている。

 

 カージナルスの先発投手は蘇ったベテラン、アダム・ウェインライト(38歳、201㎝、104kg)で、7回3分の2で120球投げ、4安打8三振2四球無失点の快投ながら勝敗は付かず0勝0敗のままで、防御率は0.00のままであった。

 

 シーズン中の調子が維持出来ており、それをそのまま出せるのは流石ベテランである。

 

        ウェインライトベテランの味繋ぐ秋

 

        ウェインライトポストも力出して魅せ

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。

 

 2017年シーズンは右肘の故障を抱えながら123回3分の1投げて12勝5敗で、奪三振数が96、防御率が5.11、WHIPが1.50と悪かった。

 

 2018年シーズンは5年契約の最終年で、調子が上がらず、40回3分の1投げて2勝4敗で、奪三振数が40、防御率が4.46、WHIPが1.46であった。

 

 引退も囁かれていたようであるが、経験、人格等も含めて評価されての契約で意気に感じたか!? 2019年シーズンは171回3分の2投げて14勝10敗で、奪三振数が153、防御率が4.19、WHIPが1.43と活躍している。

 

 ブレーブスの先発投手は今シーズン大ブレークした期待の若手、マイク・ソロカ(カナダ、22歳、196㎝、100kg)で、7回で90球投げ、2安打7三振1失点1自責点の好投ながら勝敗は付かず0勝0敗のままで、防御率は1.29となった。

 

 参考までに昨シーズンから今シーズンまでの成績を観ておこう。

 

 メジャールーキーであった昨シーズンは25回3分の2投げて2勝1敗で、奪三振数が21、防御率が3.51、WHIPが1.44と片鱗を見せている。

 

 そして今シーズンは174回3分の2投げて13勝4敗で、奪三振数が142、防御率が2.68、WHIPが1.11とエースクラスになった。

 

        好投で繋いで魅せたソロカかな

 

        好投で試合を作るソロカかな

 

 2番手に登板したのは贅沢にも今年大ブレークしたカーブの評価が高い期待の若手、マックス・フリード(25歳、193㎝、86kg)で、3分の1回で13球投げ、無安打2四球無失点で勝敗付かず、防御率は0.00のままであった。

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンまでの成績を観ておこう。

 

 メジャールーキーであった2017年シーズンは26回投げて1勝1敗で、奪三振数が22、防御率が3.81、WHIPが1.52と片鱗を見せている。

 

 2018年シーズンも機会はあまり得られず、33回3分の2投げて1勝4敗で、奪三振数が44、防御率が2.94、WHIPが1.47であった。

 

 そして今シーズンは165回3分の2投げて17勝6敗で、奪三振数が173、防御率が4.02、WHIPが1.33と、チームの勝ち頭となっている。

 

 まだまだ粗い面も残っているが、カーブでの奪三振が多く、カーブに付いてはエース級に評価が高い。

 

 今回については粗い面が出たようである。

 

        フリードや何とか繋ぎまた期待

 

 またワイルドカードの勝ち上がり、ナショナルズが西地区1位のドジャースと対戦し、4対10で逆転負けしている。

 

 1回に2ランで先制しているが、5回に1点返され、6回に一挙7点返されて逆転されている。

 

 ナショナルズの先発投手は今シーズン加わったベテランのアニバル・サンチェス(ベネズエラボリバル、35歳、183㎝、95kg)で、5回で87球投げ、4安打(1本塁打)9三振2四球1失点1自責点の力投ながら勝敗は付かず0勝0敗のままで、防御率は1.80となった。

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンまでの成績を観ておこう。

 

 タイガースに在籍した2017年シーズンは105回3分の1投げて3勝7敗で、奪三振数が104、防御率が6.41、WHIPが1.59とかなり悪くなっていた。

 

 そう言えばこのシーズンの途中でサイ・ヤング賞投手でアストロズの絶対エースとなっているジャスティン・バーランダー(36歳、196㎝、102kg)も出ている。

 

 出る前のジャスティン・バーランダーの成績も172回投げて10勝8敗で、奪三振数が176、防御率が3.82、WHIPが1.28と彼にすれば悪かった!?

 

 それはまあともかく、ブレーブスに移った2018年シーズンは136回3分の2投げて7勝6敗で、奪三振数が135、防御率が2.83、WHIPが1.08と、一気に回復している。

 

 そして今シーズンは166回投げて11勝8敗で、奪三振数が134、防御率が3.85、WHIPが1.27とローテ中堅の働きをしている。

 

        サンチェスや力投魅せて繋ぐ秋

 

        サンチェスや力で抑え繋ぐ秋

 

 2番手に登板したのは贅沢にも4日に先発し、負けはしたが、力投した準エース、時にエース代理のパトリック・コービン(30歳、191㎝、98kg)で、3分の2回で35球投げ、4安打2三振2四球6失点6自責点と炎上して負けが付き、0勝2敗となって、防御率は1.50から9.45へと一挙に悪化した。

 

 ナショナルズは優秀な先発投手をどうもこんな使い方で疲れさせている気もするなあ。

 

 結果、王手を掛けられてしまった。

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。

 

 2017年シーズンは189回3分の2投げて14勝13敗で、奪三振数が178、防御率が4.03、WHIPが1.42とローテ中堅クラスであった。

 

 2018年シーズンは200回投げて11勝7敗で、奪三振数が246、防御率が3.15、WHIPが1.05とエースクラスに好くなった。

 

 その結果、高額契約でナショナルズに移籍した今シーズンは202回投げて14勝7敗で、奪三振数が238、防御率が3.25、WHIPが1.18と大活躍している。

 

        コービンや慣れぬブルペン炎上し

 

        コービンや巧く繋げず炎上し

 

 ドジャースの先発投手はアジア初の最優秀防御率に輝いた柳賢振(32歳、191㎝、116kg)で、5回で74球投げ、4安打(1本塁打)3三振2四球2失点2自責点のまあまあ好投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は3.60となった。

 

 速球の最速は145km/hぐらいで、1回表にいきなり2ランを打たれたが、その後は何とか抑えているから、流石である。

 

 解説者によると、腕の出所が分かり難く、どの球も同じ投げ方のように観えるそうな。

 

 気が付けば球が近くに来ており、対応が遅れると言う。

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。

 

 2017年シーズンは前半に肘の手術を受け、126回3分の2投げて5勝9敗で、奪三振数が116、防御率が3.77、WHIPが1.37であった。

 

 2018年シーズンは太腿の故障で出遅れたが、82回3分の1投げて7勝3敗で、奪三振数が89、防御率が1.97、WHIPが1.10と復調振りが素晴らしかった!?

 

 そして今シーズンここまでは左腕エースクラスの働きをし、182回3分の2投げて14勝5敗で、奪三振数が163、防御率が2.32、WHIPが1.01と素晴らしかった。

 

        柳賢振打たれて耐えて勝って魅せ

 

        柳賢振後続抑え勝って魅せ

 

 5番手に登板したのがマエケンこと前田健太(31歳、185㎝、86kg)で、3分の2回で5球投げ、無安打無失点で抑え切り、今回も勝敗は付かなかったが、防御率は0.00のままであった。

 

 シーズン終盤から器用さを買われてブルペン担当になっていたマエケン、流石である。

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンまでの成績を観ておこう。

 

 メジャー2年目の2017年シーズンはブルペンを担当することが増え、134回3分の1投げて13勝6敗1セーブで、奪三振数が140、防御率が4.22、WHIPが1.15であった。

 

 2018年シーズンも同様で、125回3分の1投げて8勝10敗2セーブで、奪三振数が153、防御率が3.81、WHIPが1.26であった。

 

 そして今シーズンは153回3分の2投げて10勝8敗3セーブで、奪三振数が169、防御率が4.04、WHIPが1.07であった。

 

 先発の機会が昨シーズンよりは多く、打ち込まれて心配していると、次の機会までには研究し、何とか対応している器用さを何回か観た気がする。

 

 そんなところも含めて、便利に使われているようだなあ。フフッ。

 

        マエケンや器用に投げて繋ぐ秋

 

        マエケンやチャンスに巧く繋ぐ秋