ヤンキースの先発投手は右肩痛から復帰して来た昨シーズンの剛腕エース、ルイス・セベリーノ(ドミニカ、25歳、188㎝、99kg)で、4回で67球投げ、2安打4三振2四球の好投ながら勝敗は付かず0勝0敗、防御率は0.00のままであった。
長くかかったが、速球の最速99mph(99マイル毎時、約159km/h)出ていたそうだから、これからポストシーズンに向け、心強い。
参考までに2016年シーズンから昨シーズンまでの成績を観ておこう。
メジャー2年目の2016年シーズンは期待したほど調子が上がらず、71回投げて3勝8敗で、奪三振数が66、防御率が5.83、WHIPが1.45であった。
2017年シーズンは大ブレークし、193回3分の1投げて14勝6敗で、奪三振数が230、防御率が2.98、WHIPが1.04と一流エース級であった。
そして2018年シーズンは引き続き絶好調で、191回3分の1投げて19勝8敗で、奪三振数が220、防御率が3.39、WHIPが1.14とエース級であった。
セベリーノ漸く上がり後期待
セベリーノ漸く癒えて後期待
またパイレーツがマリナーズと対戦し、0対6で完封負けしている。
マリナーズの先発投手はエースの働きをしているマルコ・ゴンザレス(27歳、185㎝、90kg)で、7回で93球投げ、6安打4三振無失点の快投で勝ちが付いて16勝11敗で、防御率は4.30から4.14へと少し好くなった。
春先日本にやって来た時の印象では日本人投手と変わらない球速のように思えたが、勝ち星を確りと積み上げている。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは36回3分の2投げて1勝1敗で、奪三振数が30、防御率が5.40、WHIPが1.75と振るわなかった。
2018年シーズンは大ブレークし、166回3分の2投げて13勝9敗で、奪三振数が145、防御率が4.00、WHIPが1.22と初の2桁勝利を上げている。
そして今シーズンここまでは189回投げて16勝11敗で、奪三振数が139、防御率が4.14、WHIPが1.34となっている。
ゴンザレス快投披露勝って魅せ
ゴンザレス快投披露勝ち重ね
ブリュワーズの先発投手は前半エース級の活躍をしていたブランドン・ウッドラフ(26歳、193㎝、105kg)で、2回で37球投げ、無安打4三振1四球の快投ながら勝敗は付かず11勝3敗のまま、防御率は3.75から3.69へと少し好くなった。
左腹斜筋を痛め、7月から休んでいたが、漸くの復帰である。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンはそんなに投げられず、43回投げて2勝3敗で、奪三振数が32、防御率が4.81、WHIPが1.33とまあまあであった。
2018年シーズンも同様の使われ方で、42回3分の1投げて3勝0敗1セーブで、奪三振数が47、防御率が3.61、WHIPが1.18と。内容的にはグッと好くなった。
そして今シーズンの前半はブレークし、119回3分の2投げて11勝3敗で、奪三振数が140、防御率が3.69、WHIPが1.16とエース級になっていた。
ウッドラフ故障が癒えて後期待
ウッドラフ復調出来て後期待
パドレスの先発投手はメジャールーキーのクリス・パダク(23歳、196㎝、98㎏)で、5回で84球投げ、1安打(1本塁打)9三振1四球1失点1自責点の力投ながら勝敗は付かず9勝7敗のままであったが、防御率は3.38から3.33へと少し好くなった。
参考までにここまでの成績をもう少し詳しく観ておくと、140回3分の2投げて9勝7敗で、奪三振数が153、防御率が3.33、WHIPが0.98とエースクラスの成績を上げている。
力投で抑えて魅せるパダクかな
力投で繋いで魅せるパダクかな