ドジャースの先発投手は100mph(100マイル毎時、約161㎞/h)投手で期待の若手、ウォーカー・ビューラー(25歳、188㎝、79kg)で、7回で91球投げ、4安打11三振無失点の快投で勝ちが付いて13勝3敗となり、防御率は3.28から3.14へと少し好くなった。
ここのところ成長が著しいウォーカー・ビューラー、参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
メジャーデビューした2017年シーズンは9回3分の1投げて1勝0敗で、奪三振数が12、防御率が7.71、WHIPが2.04と不本意な成績に終わった。
2018年シーズンはグッと伸び、137回3分の1投げて8勝5敗で、奪三振数が151、防御率が2.62、WHIPが0.96となった。
もっと凄かった柳賢振が居たから、あまり注目されなかったかも知れないが、十分に素晴らしい成績である。
そして今シーズンここまでは166回3分の1投げて13勝3敗で、奪三振数が201、防御率が3.14、WHIPが1.02と、初の2桁勝利を上げ、一流エース級に好くなっている。
長い間絶対エースと言われて来たサイ・ヤング賞投手のクレイトン・カーショーが衰え始めているから、今シーズンに限って言えばあまり変わらない。
因みにクレートン・カーショーは今シーズンここまで159回投げて13勝5敗で、奪三振数が171、防御率が3.06、WHIPが1.05となっている。
ビューラーや快投披露勝って魅せ
ビューラーや快投披露勝ち重ね
ビューラーやカーショーを超す勢いに
またメッツがDバックスと対戦し、3対2で辛勝している。
メッツの先発投手は速球派でローテ中堅を担うザック・ウィーラー(29歳、193㎝、89kg)で、7回で104球投げ、7安打7三振2四球1失点1自責点の打たれながらも要所を抑え、勝ちが付いて11勝7敗となり、防御率は4.33から4.21へと少し好くなった。
2015年の5月にトミー・ジョン手術を受け、2015年シーズン、2016年シーズンのメジャーにおける登板はなかった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは86回3分の1投げて3勝7敗で、奪三振数が81、防御率が5.01、WHIPが1.59と完全復活とはならなかった。
2018年シーズンは182回3分の1投げて12勝7敗で、奪三振数が179、防御率が3.31、WHIPが1.12とエース級に好くなり、完全復活を遂げた。
そして今シーズンここまでは178回3分の1投げて11勝7敗で、奪三振数が170、防御率が4.21、WHIPが1.31とローテ中堅級に落ちている。
ウィーラーや打たれながらも勝って魅せ
ウィーラーや打たれながらも勝ち重ね
ウィーラーや要所抑えて勝って魅せ
ウィーラーや要所抑えて勝ち重ね
それからツインズがナショナルズと対戦し、5対0で完封勝ちしている。
ツインズの先発投手はチーム内でエースを競り合うホセ・ベリオス(プエルトリコ、25歳、183㎝、93kg)で、7回で94球投げ、2安打4三振1四球無失点の快投で勝ちが付いて12勝8敗となり、防御率は3.78から3.63へと少し好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
メジャーデビューして2年目の2017年シーズンは大ブレークし、145回3分の2投げて14勝8敗で、奪三振数が139、防御率が3.89、WHIPが1.23と、初の2桁勝利を上げ、準エース級であった。
2018年シーズンも同様で、192回3分の1投げて12勝11敗で、奪三振数が202、防御率が3.84、WHIPが1.14であった。
そして今シーズンここまでも同様で、181回投げて12勝8敗で、奪三振数が173、防御率が3.63、WHIPが1.27となっている。
べリオスやエースの仕事勝って魅せ
べリオスやエースの仕事勝ち重ね
べリオスや快投披露勝って魅せ
べリオスや快投披露勝ち重ね
因みにチーム内で競り合っているのはジェーク・オドリッジ(29歳、188㎝、86㎏)で、参考までに今シーズンここまでの成績を観ておくと、147回3分の1投げて14勝6敗で、奪三振数が160、防御率が3.60、WHIPが1.23と、登板回数、奪三振数以外は微妙に上回っている。