インディアンスがWソックスと対戦し、5対6で惜敗している。
インディアンスの先発投手は前半怪我続きであったが、盛り返して来たマイク・クレビンジャー(28歳、193㎝、98kg)で、7回で109球投げ、2安打(1本塁打)9三振4四球2失点2自責点の力投ながら勝敗は付かず10勝2敗のままであったが、防御率は2.72から2.71へと僅かに好くなった。
4月に背中を痛め、6月に戻ったかと安心しかけたら、今度は足首を痛めた。
それで8月に表彰されるぐらい頑張り、2桁勝利にも達しているのだから、凄い!?
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンはブレークし、121回3分の2投げて12勝6敗で、奪三振数が137、防御率が3.11、WHIPが1.25と初の2桁勝利を上げ、準エース級の活躍をしている。
2018年シーズンは更に伸び、200回投げて13勝8敗で、奪三振数が207、防御率が3.02、WHIPが1.16とエース級の働きをした。
そして今シーズンここまでは93回投げて10勝2敗で、奪三振数が132、防御率が2.71、WHIPが1.01と、遅れはしたが、一流エース級に好くなっている。
クレビンジャー出遅れカバーする進化
クレビンジャー出遅れカバーする仕事
またカージナルスがジャイアンツと対戦し、1対0と完封勝ちしている。
カージナルスの先発投手はエース級の仕事をしている期待の若手、ジャック・フラーティ(23歳、193㎝、100kg)で、8回で113球投げ、1安打8三振1四球無失点の快投で勝ちが付いて9勝7敗となり、防御率は3.31から3.14へと少し好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
メジャールーキーであった2017年シーズンは20回3分の1投げて0勝2敗で、奪三振数が20、防御率が6.33、WHIPが1.55と、あまり好いところを見せられなかった。
2018年シーズンはブレークし、151回投げて8勝9敗で、奪三振数が182、防御率が3.34、WHIPが3.11とエース級に好くなった。
そして今シーズンここまでは160回3分の1投げて9勝7敗で、奪三振数が186、防御率が3.14、WHIPが1.04と更なる進化を見せている。
フラーティやビシッと抑え勝って魅せ
フラーティやビシッと抑え勝ち重ね
カブスの先発投手はベテランの元エース、ジョン・レスター(35歳、193㎝、109kg)で、6回で110球投げ、6安打9三振4四球1死球無失点の力投で勝ちが付いて12勝9敗となり、防御率は4.36から4.19へと少し好くなった。
球の力が落ち、抑えが効かなくなって来ているのは透けて見えるが、それでもローテを担っているのは流石である。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは180回3分の2投げて13勝8敗で、奪三振数が180、防御率が4.33、WHIPが1.32であった。
2018年シーズンは調子が上がり、181回3分の2投げて18勝6敗で、奪三振数が149、防御率が3.32、WHIPが1.31と好くなった。
そして今シーズンここまでは150回3分の1投げて12勝9敗で、奪三振数が147、防御率が4.19、WHIPが1.45と打たれながらも健闘している。
レスターや打たれながらも貢献し
レスターや失点抑え勝って魅せ
レスターや力投披露勝って魅せ
それからDバックスがパドレスと対戦し、2対1で辛勝している。
Dバックスの先発投手は韓国帰りの遅れて来たメジャールーキー、メリル・ケリー(30歳、188㎝、86kg)で、7回で102球投げ、3安打9三振2四球無失点の快投で勝ちが付いて10勝13敗となり、防御率は4.91から4.69へと好くなった。
何度も打ち込まれている印象であったが、何時の間にか勝ち星が2桁に達した。
チーム事情もあるが、ローテの2番手を競り合っているところも中々。
参考までにここまでの成績をもう少し詳しく観ておくと、157回3分の1投げて10勝13敗で、奪三振数が132、防御率が4.69、WHIPが1.35と、ローテ中堅レベルに落ち着いて来た!?
踏ん張って居場所を確保ケリーかな
力投で抑えて魅せるケリーかな
力投で勝ちを重ねるケリーかな