先週木曜日の14時40分頃から時差-7時間(サマータイム中、それ以外では-8時間)のスイスにある「クランスシュルシエレGC(6848ヤード、パー70)」において欧州男子ツアー、「オメダ・ヨーロピアン・マスターズ」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
日本人選手としては世界ランク181位の旅人ゴルファー、川村昌弘、世界ランク401位の谷原秀人、世界ランク492位の宮里優作が出ており、ベテランの谷原秀人、宮里優作が予選を通過している。
米国男子ツアーのプレーオフシリーズ最終戦、「ツアー選手権」に優勝した世界ランク2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)、世界ランク13位のトミー・フリートウッド(イングランド)、世界ランク29位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド)、世界ランク30位のマット・ウォリス(イングランド)、世界ランク43位のセルヒオ・ガルシア(スペイン)、世界ランク47位のアレクザンダー・ノレン(スウェーデン)も出て、かなり厚いフィールドになっており、この内、ロリー・マキロイ、トミー・フリートウッド、マシュー・フィッツパトリック、セルヒオ・ガルシアが予選を通過した。
また川村昌弘の紀行ブログが更新されており、ゴルフの方は気持ちが入り過ぎたか? 残念ながら予選落ちとなったが、ゴルフへの思い、旅情、人との交流の様子等を楽しめる。
さて、首位タイでホールアウトしたのは世界ランク187位のセバスティアン・セーデルベリ(スウェーデン)、ロリー・マキロイ、世界ランク300位のカレ・サモーヤ(フィンランド)、世界ランク513位のロレンツォ・ガグリ(イタリア)、世界ランク735位のアンドレス・ロメロ(アルゼンチン)で、トータル-14まで伸ばした。
プレーオフの結果、見事優勝したのはセバスティアン・セーデルベリで、最終日6バーディー、2ボギーの-4と伸ばし、8位上げたことになる。
後の4人は2位タイとなったが、ロリー・マキロイは最終日7バーディー、4ボギー、カレ・サモーヤは最終日4バーディー、1ボギー、ロレンツォ・ガグリは最終日6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーで、3人共-3と伸ばして3位上げたことになる。
この内、ロリー・マキロイは前半では2バーディー、3ボギーで1打落としているが、後半では第10ホールでボギーを叩いた後、第12~15ホールと4連続バーディー、更に第17ホールでバーディーを決め、怒涛のように4打伸ばしている。
流石の強さである。
マキロイや怒涛の攻めで首位に立ち
疲れが出たか? プレーオフまでは無理だったようだなあ。フフッ。
マキロイや最後は緩みまた期待
それからアンドレス・ロメロは最終日4バーディー、4ボギーのイーブンで1位下がったことになる。
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランク213位のマティアス・シュバプ(オーストリア)は最終日-2、トータル-12と伸ばし、1位上げて8位タイに入った。
トミー・フリートウッドは最終日イーブン、トータル-12と伸ばせず、5位下がって8位タイとなった。
維持してもフリートウッドまた下がり
世界ランク264位のウェイド・オムスビー(オーストラリア)は最終日+1、トータル-12と少し落とし、6位下がって8位タイとなった。
じわりと下がったのは残念であろうが、これで2試合連続でトップテンとなるから、中々。
オムスビ―二試合続けトップテン
世界ランク76位のアンドレア・パバン(イタリア)、世界ランク84位のトーマス・ピーターズ(ベルギー)は最終日-5、トータル-11と伸ばし、15位上げて12位タイに入った。
トップテンまでは行かなかったが、それでも2人共溜めていた力を発揮して上位に入ったから、中々。
更に上げ上位確保のパバンかな
ピーターズ最後に伸ばし上位かな
世界ランク61位のエリク・バン・ローイェン(南アフリカ)は最終日-3、トータル-11と伸ばし、2位上げて12位タイに入った。
ローイェンや最後に伸ばし上位入り
世界ランク209位のガビン・グリーン(マレーシア)は最終日+1、トータル-11と少し落とし、9位下がって12位タイとなった。
この頃前半ではトップ争い、後半でも上位争いを観るようになったガビン・グリーン、これからにも期待したい。
じわじわと力を付けるガビンかな
そして谷原秀人は最終日1イーグル、3バーディー、2ボギーの-3、トータル-10と伸ばし、1位上げて20位タイに入った。
前半では第3、4ホールと連続ボギーを叩いたが、第7ホールでホールでバーディーを取ったので、結局1打落としたことになる。
後半に入って第13ホールでバーディー、第14ホールでイーグルを決め、更に第17ホールでバーディーを決めて4打伸ばした。
谷原や元気を魅せて繋ぐ秋
谷原や元気を魅せてまた期待
セルヒオ・ガルシアは最終日+1、トータル-9と少し落とし、14位下がって23位タイとなった。
ガルシアや最後は下がりまた期待
世界ランク56位のリー・ウェストウッド(イングランド)は最終日-1、トータル-8と少し伸ばしたが、7位下がって29位タイとなった。
最終日ウェストウッド不発なり
伸ばせずにウェストウッドまた期待
そして宮里優作は最終日4バーディー、1ボギーの-3、トータル-4と伸ばし、15位上げて48位タイに入った。
前半では第6、9ホールでバーディーを決めて2打伸ばした。
後半では第13ホールでボギーを叩いたが、第14ホールでバーディーを決めてバウンスバック!
第18ホールでもバーディーを決めて、1打伸ばした。
最終日に期待していた好プレイを見せてくれたので、また次の機会を期待したい。
宮里や好プレイ魅せまた期待
マシュー・フィッツパトリックは最終日-1、トータルイーブンと少し伸ばし、2位上げて69位タイに入った。