ドジャースの先発投手はサイ・ヤング賞投手で絶対エースのクレイトン・カーショー(31歳、193cm、103kg)で、7回で91球投げ、4安打(3本塁打)12三振1死球3失点3自責点の力投ながら負けが付いて13勝3敗となり、防御率は2.71から2.76へと少し悪化した。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは175回投げて18勝4敗で、奪三振数が202、防御率が2.31、WHIPが0.95と際立っていた。
2018年シーズンは疲れが出たか? 161回3分の1投げて9勝5敗で、奪三振数が155、防御率が2.73、WHIPが1.04と少し落ちた。
そして今シーズンここまでは150回投げて13勝3敗で、奪三振数が159、防御率が2.76、WHIPが1.00と、内容的には昨シーズンとあまり変わらない!?
カーショーや何とか力魅せて投げ
カーショーや抑え切れずに負けが付き
ヤンキースとの対戦ではどうもドジャースの分が悪いように思える。
好投手が次々に打たれている。
それも、多くの投手が言うようにホームランになりがちである。
クレイトン・カーショーやジャスティン・バーランダーでも避けられない被本塁打数の上昇。
何だかモヤモヤするなあ。フフッ。
それはまあともかく、ヤンキースの先発投手はエース級にブレークしているドミンゴ・ヘルマン(ドミニカ、27歳、188cm、82kg)で、6回で85球投げ、5安打(1本塁打)5三振2四球1死球1失点1自責点の粘投で勝ちが付いて17勝3敗となり、防御率は4.15から4.03へと少し好くなった。
一時は疲れが出て心配されたが、大分戻っているようで、ホッとしている。
ただ凄くは無くなった点がちょっと寂しく、その割に勝ち星が増えて行くことに感心している。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは14回3分の1投げて0勝1敗で、奪三振数が18、防御率が3.14、WHIPが1.40と片鱗を見せている。
2018年シーズンは登板機会が増え、85回3分の2投げて2勝6敗で、奪三振数が102、防御率が5.57、WHIPが1.33となった。
そして今シーズンここまでは127回3分の1投げて17勝3敗で、奪三振数が136、防御率が4.03、WHIPが1.14と、ヤンキースにおいてはエース級となっている。
ヘルマンや粘りを魅せて勝ち重ね
ヘルマンや何とか抑え勝って魅せ
またメッツがブレーブスと対戦し、1対2で惜敗している。
ブレーブスの先発投手はサイ・ヤング賞投手の技巧派、ダラス・カイケル(31歳、191cm、93kg)で、7回で111球投げ、4安打7三振3四球1死球無失点の好投で勝ちが付いて5勝5敗となり、防御率は4.14から3.78へと好くなった。
契約の関係で大分出遅れたが、今の状態における全開にはなっているようだ。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは145回3分の2投げて14勝5敗で、奪三振数が125、防御率が2.90.WHIPが1.12と、十分にエース級であった。
2018年シーズンは内容的にはかなり落ち、204回3分の2投げて12勝11敗で、奪三振数が153、防御率が3.74、WHIPが1.31となった。
そして今シーズンここまでは78回3分の2投げて5勝5敗で、奪三振数が67、防御率が3.78、WHIPが1.31と、昨シーズン並になって来た。
カイケルや巧く抑えて勝って魅せ
カイケルや好投披露勝ち重ね
またカブスがナショナルズと対戦し、11回まで行って5対7で負けている。
ナショナルズの先発投手は準エース級のスティーブン・ストラスバーグ(31歳、196cm、107kg)で、6回で113球投げ、5安打(1本塁打)10三振1四球1死球2失点2自責点の力投ながら勝敗は付かず15勝5敗のままであったが、防御率は3.65から3.63へと僅かに好くなった。
サイ・ヤング賞投手の絶対エース、マックス・シャーザーが本調子ではないので、スティーブン・ストラスバーグとパトリック・コービンが2人でカバーしている。
一時凄く気合が入っていたが、流石に続かず、自分らしく普通に抑えている?
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは175回3分の1投げて15勝4敗で、奪三振数が204、防御率が2.52、WHIPが1.02と一流エースクラスであった。
2018年シーズンはかなり落ち、130回投げて10勝7敗で、奪三振数が156、防御率が3.74、WHIPが1.20となった。
そして今シーズンここまでは171回投げて15勝5敗で、奪三振数が201、防御率が3.63、WHIPが1.08と、エースクラスとなっている。
力出しストラスバーグ繋ぐ秋
気合入れストラスバーグ繋ぐ秋
それからインディアンスがロイヤルズと対戦し、10回まで行って8対9で惜敗している。
インディアンスの先発投手はエース級の仕事をしている期待の若手、シェーン・ビーバー(24歳、191cm、91kg)で、7回で111球投げ、6安打(1本塁打)8三振2四球3失点2自責点の力投ながら勝敗は付かず12勝6敗のままであったが、防御率は3.26から3.23へと少し好くなった。
エース格であったトレバー・バウアーが出されたことを危ぶむ意見も散見されたが、シェーン・ビーバーが十分に好投を続けているし、トレバー・バウアーは成績がガクンと落ちている。
トレバー・バウアーが気持ち的に難しく、何れそうなることを見越しての移籍だとすると、流石プロと言えるのかも知れない。
それはまあともかく、参考までにシェーン・ビーバーの昨シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
メジャールーキーであった昨シーズンは114回3分の2投げて11勝5敗で、奪三振数が118、防御率が4.55、WHIPが1.33と、いきなりローテ中堅クラスの活躍であった。
そして今シーズンここまでは175回3分の1投げて12勝6敗で、奪三振数が215、防御率が3.23、WHIPが1.01と、一流エースクラスとなっている。
ビーバーや力投魅せて繋ぐ秋
ビーバーや力で抑え繋ぐ秋