ナショナルズの先発投手はローテ中堅クラスのベテラン、アニバル・アンチェス(ベネズエラ・ボリバル、35歳、183cm、95kg)で、7回で89球投げ、3安打6三振1四球1失点1自責点の好投ながら勝敗は付かず6勝6敗のままであったが、防御率は3.80から3.63へと少し好くなった。
参考までにタイガースで悪化していた2016年シーズンから今シーズンここまでの成績に付いて観ておこう。
2016年シーズンは153回3分の1投げて7勝13敗で、奪三振数が135、防御率が5.87、WHIPが1.46であった。
2017年シーズンは更に悪化し、105回3分の1投げて3勝7敗で、奪三振数が104、防御率が6.41、WHIPが1.59となった。
2018年シーズンはナショナルリーグのブレーブスへの移籍が上手く行ったのか?
136回3分の2投げて7勝6敗で、奪三振数が135、防御率が2.83、WHIPが1.08と、内容的に一流エース級となっている。
そして今シーズンはナショナルズへと移籍し、ここまでで101回3分の2投げて6勝6敗で、奪三振数が87、防御率が3.63、WHIPが1.30と、ローテ中堅クラスの仕事をしている。
サンチェスや好投魅せて繋ぐ夏
ドジャースの先発投手はすっかりエース級の仕事をしている柳賢振(韓国、32歳、191cm、116kg)で、6回3分の2で103球投げ、8安打4三振1四球1失点1自責点と打たれながらも失点を抑えて勝敗は付かず11勝2敗のままであったが、防御率は1.76から1.74へと僅かに好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは126回3分の2投げて5勝9敗で、奪三振数が116、防御率が3.77、WHIPが1.37と、内容的にはローテ中堅クラスであった。
2018年シーズンは出遅れ、82回3分の1投げて7勝3敗で、奪三振数が89、防御率が1.97、WHIPが1.01と、内容的に一流エース級となった。
そして今シーズンここまでは昨シーンからの好調を維持し、129回3分の2投げて11勝2敗で、奪三振数が116、防御率が1.74、WHIPが0.96となっている。
今シーズンの月別の防御率も観ておくと、4月は3.22と上手く滑り出し、5月は0.59と、早くも最高潮に達した。
6月は2.70と少し落ちたが、7月は1.35と、またスーパーな成績になっている。
2.70と少し落ちたと思わせるところも、ピーク時のクレイトン・カーショー並の素晴らしさではないか!?
柳賢振ついカーショーと比べ出し
柳賢振何処まで行くか楽しみに
またブルージェイズがレイズと対戦し、1対3で負けている。
レイズはオープナーを使い、2番手の投手はメジャー2年目のライアン・ヤーブロー(27歳、196cm、95kg)で、5回3分の1で61球投げ、4安打4三振1四球1失点1自責点の好投で勝ちが付いて9勝3敗となり、防御率は3.93から3.78へと少し好くなった。
参考までに2018年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2018年シーズンは主に2番手で147回3分の1投げて16勝6敗で、奪三振数が128、防御率が3.91、WHIPが1.29と、いきなり準エース級の仕事をしている。
そして今シーズンここまでは81回投げて9勝3敗で、奪三振数が62、防御率が3.78、WHIPが0.93と、昨シーズンに近付いて来た。
ヤ―ブロー二番手が合い勝って魅せ
ヤ―ブロー二番手が合い勝ち重ね
またマーリンズがDバックスと対戦し、3対2でサヨナラ勝ちしている。
Dバックスの先発投手はサイ・ヤング賞投手の悩める社会派エース、ザック・グリンキー(35歳、188cm、91kg)で、6回で102球投げ、4安打5三振1四球1失点1自責点の好投ながら勝敗は付かず10勝4敗のままであったが、防御率は2.93から2.87へと少し好くなった。
参考までにDバックスで落ち着いた2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは202回3分の投げて17勝7敗で、奪三振数が215、防御率が3.20、WHIPが1.07と一流エース級となった。
2018年シーズンも変わらず、297回3分の2投げて15勝11敗で、奪三振数が199、防御率が3.21、WHIPが0.94となっている。
今シーズンの月別の防御率も観ておくと、4月は2.20と好調な滑り出しにホッとしていたら、5月は1.96と更に伸ばしたが、6月は3.13と落とした。
7月は2.77と復調し、この後へと期待させている。
グリンキー経験生かし勝って魅せ
グリンキー経験生かし勝ち重ね
それからマリナーズがタイガースと対戦し、3対2でサヨナラ勝ちしている。
マリナーズの先発投手はメジャールーキーの菊池雄星(28歳、183cm、91kg)で、6回3分の2で85球投げ、7安打(2本塁打)4三振2失点2自責点と打たれながらも失点を抑えて勝敗は付かず4勝7敗のままで、防御率は5.37から5.21へと少し好くなった。
少しずつ見え始めたか菊池かな
少しずつ期待膨らむ菊池かな