以前から中国製のデジタルアンプを何回か買っている。
今のところ初期不良には当たらず、それなりに楽しめている。
あったとしても気付いていないのだから、無いと言って好いだろう。
それはまあともかく、今使っているデスクトップパソコンにもデジタルアンプとスピーカーを繋ぎ、元々付いていたPCスピーカーよりも好い音で聴いていた。
アンプは上海問屋で買ったDN-66562という黒くて薄い箱型のもの。
前面には銀色のスイッチ件ボリュームのみ。
確か3000円ほどで、TA2024と言う素子を使い、15W+15W(4Ω)出るそうな。
スピーカーはDENONのSC-N7をスフマップWEBのアウトレットで買い、2本で確か5000円ほどであった。
低音が少し寂しい気もするが、GYAOで無料の韓国ドラマを観るには十分。
でも、ミニコンポは勿論、ちょっとましなPCスピーカーには劣る。
これで何年か楽しんでいたが、この頃左の音が時々途切れるようになった。
流石に寿命か!?
何か適当なものは無いかとアマゾンで検索していたら、あった!
ELEGIANTのブルートゥース付きアンプ、F900Sと言い、3399円に200円引きのクーポンが付いていた。
つまり3199円で、しかも50W+50Wと高出力である。
必要な線も付いている。
上面は元のアンプの4分の1ほどで、厚さは多少薄いが、上部に大き目のボリュームノブが付いているの、合わせると少し厚くなる。
肝心の音は大分好くなった。
これまで聴こえていなかった背景の音が聴こえるようになった。
それにYouTubeで聴く音楽の低音感が大分増した。
ブルートゥースはおまけ程度だろうなあ、と思っていたら、此方も音がそんなに痩せなかった。
以前に同様のアンプを買い、今も寝室のテレビに使っているのだが、そのブルートゥースより大分質が上がっている。
アマゾンの人気投票でこれのゴールド版? が1位、これ(ブラック版としておく)が2位と言うのも分かる。
何がどう違うのか分からないが、ブラック版が少し安い。
おまけにクーポンが付いていた。
その好く分からなさも中国品質!?
安物の中華のアンプ部屋籠り
安物の中華のアンプ無駄の無さ
そう!
長々と書いて来たのは、中華アンプの割り切った無駄の無さである。
日本製品にはある殆んど使わない機能は一切無い。
リモコンも無い。
でも、必要そうなAVケーブルは付いていたりする。
もっともこのAVケーブルが曲者で、前に買ったものに付いていたケーブルでは音が痩せた。
今回も見た目は同じ製品が付いている。
これが改善されれば、好感度は更にアップするのになあ。フフッ。
まあそこはご愛敬ということで、ケーブル2本で普通買えば1000円以上するものが付いて来るから、何となく嬉しい。
また話が脱線しそうなので、無駄の無さの戻すが、この辺りにも我が国との違いを感じ、我が国はこれに限らず、拘り過ぎて、要らぬ仕事をしているのだろうなあ、思えて来るのである。
以前にも書いた気がするが、大型テレビでの視野角でも日本製品が圧倒的に優れている。
でも、そんなに間近で画面と急角度が付く横や上から観る人って居るの!?
そう考えると、拘り過ぎなくても好い気がして来る。
そんな技術の所為で大分手間暇が掛かり、コストも高くなるのであれば、考え直した方が好い。
拘りを減らせば少し楽になり
拘りを減らせば少し安くなり